こんにちは。
ソフト・ハート研究所 レジサービス研究スタッフの濱口です。
前回の記事で、アイドルタイムのレジ業務の注意点についてお話を致しましたが、
まだまだ注意すべき点はあります。
今回はそれらの注意点の中から、2点を取り上げて、引き続きお話ししたいと思います。
1.全スタッフが、緊張感、集中力を保っているか
「忙しい時は、レジでの接客動作がおろそかになりがちだから、
特に注意しないといけない。」
特に注意しないといけない。」
これはよく言われることなのですが、その逆で、
忙しくない時間帯に限って、ミスや違算が発生するということも、
少なくないはずです。
その場合の原因は大抵、
スタッフの緊張感・集中力低下にあると言えます。
お客様との応対が少なくなったり、備品補充などの業務を平行して行うと、
お客様への意識が薄くなり、緊張が途切れてしまいがちになるのです。
特に、少し業務に慣れたアルバイト・パートさんに、その傾向が見られます。
ですから、
ですから、
あの人は大丈夫だろうと思っている人に限って、
ミスを起こしてしまうということもよくあります。
この点の対策としては、
レジ責任者がレジの様子を常にチェックし、
悪い点はその都度指導をするという事を続け、
接客に対する緊張感を持続させることが必要になります。
・ しっかり顔を上げて、客待ち姿勢を保っているか
・ 備品補充などの時でも、常にお客様の様子に気を配っているか
など、お客様に常に意識が向いている状態で業務を行えるよう、
現場の集中力を高めていきましょう。
2.接客応対時の声が、小さくなっていないか
お客様が多い時間帯は、周囲の音も大きくなるので、
接客応対やあいさつの声が小さいと、お客様に聞こえません。
ですから、自然と声が大きくなるでしょうし、
聞こえるように元気よく声を出すように、指導も続けられていると思います。
その一方で、お客様が少なく、店内が静かな時間帯に、
声が出ていないスタッフはいませんか?
それほど大きな声でなくても、お客様には聞こえるので、
聞こえる程度の声で接客応対をすることが多くなってしまうのです。
あえて大声を出す必要はないかもしれませんが、
聞こえていればいいと思って出す声は、ボリュームが抑えられ、
どうしても元気のない声になってしまいがちです。
その結果、スタッフ自身が店舗の雰囲気を暗くしてしまうということは、
前回お話ししたとおりです。
この点の対策としては、
発声練習などで出している元気のいい声が、
接客時の声の基準だということをしっかりと理解させ、
実践をさせる必要があります。
また、自分の声が目立つと恥ずかしいというスタッフがいる場合は、
責任者自らが、元気のいい接客応対を率先して行い、
店内にその声量が浸透するまで、それを続けましょう。
今回お話しした2点以外にも、注意すべき点は色々とあると思いますので、
みなさんの店舗で一番注意すべき点はどの部分か、
時間別、時期別に店舗の状態を分けて、
チェックをしてみるのもいいと思います。
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