こんにちは。
ソフト・ハート研究所 レジサービス研究スタッフの濱口です。
年末対策を進めている店舗も多いと思いますが、
みなさんの店舗では、対策は万全でしょうか?
様々な対策があると思うのですが、年末の混雑を想定して、
レジ動作やスキャンスピードのアップを、
全スタッフに伝達している店舗もあると思います。
そのこと自体は対策として悪くないのですが、
スピードアップという言葉だけがスタッフの頭に残ってしまうと、
とにかく業務を急ぐんだということだけに、
とにかく業務を急ぐんだということだけに、
スタッフの意識は集中しがちになります。
そして、急ぐことしか頭にないチェッカーさんの動きは、
ただ速いだけの雑な動きになってしまいます。
その結果、確認作業がおろそかになってしまったり、
商品のスキャンミスが増えてしまったりして、
逆に、お客様をお待たせしてしまう事態にもなります。
お客様からのクレームにも、つながってしまいますね。
みなさんの店舗は、そのような状況になっていないでしょうか?
スピードアップを心がけましょうと伝えるだけでは、
スタッフはそのことばかりに意識が集中するので、
確認作業や動作を簡素化したり、
心がこもらない動きに終始してしまいがちになります。
確認作業や動作を簡素化したり、
心がこもらない動きに終始してしまいがちになります。
以前にも少しお話ししましたが、
金銭の確認など、
忙しい時でも簡素化してはいけない動作が必ずあります。
そのことを、全スタッフにしっかり理解させてください。
・表示器を見るだけではなく、しっかり確認する
・あいさつやおじぎを簡素化しない
・応対の口調が早口にならないようにする
などとポイントを挙げて、
レジでの動作がばたばたと慌ただしくならないよう、指導しましょう。
そして、
・スキャンしやすい手の動きは、どのような動きか
・次の動作に移りやすい立ち位置はどこか
・お客様をお待ちしている間に何をすればいいか
などの、無駄な動きをいかに減らすかという観点で、
業務のスピードアップを図るよう、指導を続けましょう。
動作にメリハリをつけるということが、一番重要なのです。
動作にメリハリがついていれば、
それだけでスピーディな動きに感じられます。
忙しい時期はスピードを求められると思いますが、
チェッカーさんの動きがビデオの早送り状態にならないよう、
各チェッカーさんの動きの無駄を指摘し続けながら、
レジ部門全体のスピードアップを図ってください。
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