こんにちは。ソフト・ハート研究所レジサービス研究チームの櫻井です。
前回からの引き続きで、「ミスしたスタッフへの指導法は?」についての
弊社トレーナーのアドバイスを掲載致します。
ご相談内容
あるスーパーで、レジ部門の教育をしています。
チェッカーの指導法で、少しお聞きしたいことがあります。
違算を出したり、お客様からクレームを受けた後のチェッカーには、
何が悪かったのか?等の指導をしていますが、その指導方法に
問題があるのか?元気や明るさが、その後なくなってしまうことが
あるんです。(特に学生アルバイトさんに多いです)
人によって違うと思いますが、一つのミスで自信をなくして、辞めてしまう
アルバイトさんもいます。
ミスをしたスタッフへ指導する時に、逆に自信を持たせるようないい指導法
やフォローの仕方があれば教えて下さい。
トレーナーアドバイス
各スタッフを指導する前に、ぜひ考えて頂きたいことがあります。
- 各スタッフの性格を把握していますか? -
ということです。
褒めて伸びるタイプ、叱って伸びるタイプなど、
スタッフによって性格は様々です。
まずは、その性格を十分に把握し、その方に合った指導法で指導してください。
そのためにも、スタッフの言動・行動を普段から「見る」ということが求められます。
「見る」ことが出来ていないと、スタッフの性格を見極めることが出来ません。
次に大事なことは、
◇ 指導後のフォローを続ける ◇
ということです。
指導して終わり、ということではなく、指導したことがしっかり理解されているか、
また同じ失敗をしないかどうか、ショックを抱えたままになっていないかなど、
仕事後に積極的に声をかけて、その後の経過をしっかり見るようにしましょう。
そして、この2点を行うためには、
◎ 普段からのコミュニケーション ◎
が不可欠です。
各スタッフと、またはスタッフ同士が話しやすい環境を作り、相談しやすい、
変化に気付きやすい現場を築けるよう、声かけをしっかりと続けてください。
☆ 指導時、フォロー時のワンポイント ☆
ただ単にできなかったところを指導するだけではなく、
・できたところ、よいところは必ず褒める。(褒めるならば継続すること)
・どうしたらよくなるのか、一緒に考える
・自分が失敗をして成長できた話を伝え、気持ちをリラックスさせる
・指導する時は、「怒り」の感情を入れないこと
なども交えて指導やフォローを続けてみてください。
指導の工夫とフォローの継続、
そして普段からのコミュニケーションを忘れないでくださいね。
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