こんにちは、ソフトハート研究所 レジサービス研究チームの櫻井です。
今回は、笑顔が苦手な方の為に、笑顔の出し方・笑顔の作り方についてお話をしたいと思います。
レジ接客には、「チェッカーの3要素」というものがあります。
” 接客 ・ 正確 ・ スピート ”
この3つです。
正確とは・・・・商品を間違いなく登録する、間違いのないお会計をする事です。
スピードとは・・お待たせする事なく、リズム良くスキャニングする、スムーズにお金を
数える事です。
この2つは、誰もが当然の事だと思うでしょう。
自分がお客様の立場だったら、レジなんだからミスしなくて当たり前でしょ!!
デキパキと登録して当たり前でしょ!!と思いますよね。
チェッカーでもそんな事くらいできるのが当たり前であり、少しでも早く、お待たせしないようにと
考えながら仕事をしています。
しかし、接客面はどうでしょうか?
接客とは・・・・明るい声と笑顔で応対する、親切・丁寧に応対する事です。
不快感を与えない為、清潔感のある身だしなみをする事も接客です。
研修に行くとよく出てくる言葉が
「忙しいときでもそんな笑顔を出さないといけないんですか?」
「そんなに顔を見て応対しないといけないんですか?」
「常にしゃべり続けているので、これ以上 声が出ないです。」
接客に対しては、頭で必要だと分かっていても、実際に口から出てくるのは
マイナスの発言が多いです。
スピードは忘れず行っていても、忙しい事を理由に、接客を後回しになっている事が非常に
多くあります。
しかし、お客様からすれば、正確・スピードと同様に、接客が良くて当たり前なのです。
笑顔があって当たり前・丁寧で当たり前・・・・・
それが省かれてしまうと当然、ミスを起こす事と同じ様に、そのお店に対してお客様は不満を感じます。
忙しいから笑顔が出せないのではなく、忙しい時ほど、長時間待ってでもお買い物に
来て下さったお客様に顔を見て笑顔でお迎えるすべきなのです。
苦手だからと逃げていては何も変わりません。まずは努力する事です。
それでは前回お伝えしていた通り、今回は笑顔が苦手な方の為にトレーニング方法をご紹介致します。
1.表情筋トレーニング
笑顔が出にくい方は、普段から表情筋をあまり使っていません。
まずは表情筋をほぐし、筋肉を動きやすくするトレーニングをお伝えします。
① 口と目を思いっきり大きく開きます。
② 口と目をギュッと硬く閉じます。
③ 目を開き、口をしぼめて前に思いっきり突き出します。
④ ①~③を繰り返します。
表情筋トレーニングを繰り返す事によって、表情筋が鍛えられ、表情が豊かになります。
2.笑顔トレーニング
表情筋のトレーニングをした後には、良い笑顔を出すトレーニングを行います。
① 鏡に自分の顔を映します
② 口を「イ」の形にして、少し微笑みます。
③ 口角を上げるイメージで徐々に口を引っ張り、歯がいっぱいに見えるまで
開きます。
④ ①~③を繰り返します。
笑顔トレーニングを繰り返す事によって、自分の一番良い表情を見つける事もプロの仕事です。
目元・口元を柔らかくし、お客様からも笑顔が返ってくるよう、ぜひこのトレーニングを使って下さい。
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