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2008年5 月28日 (水)

コメント

大迫 真代

 はじめまして。私はレジチェッカーの教育を担当している者ですが レジでの金銭授受について質問があります。
 現在当社のマニュアルではお札と小銭を一度に返す「一度返し」を基本としています。これはお客様を待たせる時間を短縮するためと、つり銭の渡し忘れを防ぐために行っていますが、今はどこに行っても「二度返し」で釣銭を渡していますよね。
それぞれメリット、デメリットはあると思うのですが、お客様に対してどちらが良い応対になるのでしょうか?教えて下さい。

ソフト・ハート研究所 為永

大迫様

はじめまして。
コメントありがとうございます。

お釣銭の返し方ですが、飲食店や書店・アパレル関係等では、
カルトン等を利用していますので「一度返し」が一般的ですが、
カルトンをあまり使用しない食品スーパー等の集中レジでは、
確かに2度返しが一般的で、一度返しは少ないケースだと言えますね。

さて、今回のお問い合わせですが、結論からまず申し上げますと、
「どちらでもいい」
のではないかと思います。

お客様からの不満が特段出ていないのであれば、
「一度返し」=「そのお店(その会社)のスタイル」
ということで定着しているわけですから、
無理に2度返しにする必要性はないのではないでしょうか?

集中レジで2度返しをする主な理由は、やはり「違算防止」による
ところが大きいですね。
お返しするお釣銭のお札と小銭の額を表示器で都度確認することで、
より正確性を高めることが出来るという利点があります。

また、集中レジでお買い物をされる場合は、往々にしてお釣銭を返す際に、
お客様が片手でサイフを持たれる状態になりますので、お釣銭をサイフに
しまいやすいようにというお客様への配慮もありますよね・・。
デメリットは大迫様がおっしゃるようにお釣銭の渡し忘れ、金銭授受に時間が
取られてしまうというものが上げられます。

どちらを採用するかは、最終的には会社側の判断になるかと思いますが、
マニュアルに記載されているやり方を変更するのは、定着までに想像以上に
時間がかかりますので、その点だけはご注意くださいね。

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